職人技の人はエッセンスをもっている>飛球を真 っすぐ追えなかった中日ビシエド…彼を守備率9 割9分9厘まで導いた“隣にいた超人 ”の美技と金言

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職人技をもっている人は、実は、シンプルなエッセンスをもっていると思うのですが、そのエッセンスは、あまりにもシンプルなので、見過ごしてしまう人も多く、それを実践する人も実は少ないのだと思います。

この記事を読んで、荒木内野守備コーチという人は、まさに、このエッセンスを会得した職人技をもっいた選手だと思いますし、ビシエド選手は、その極意を理解して、会得を実践した選手なのでしょうね。

なんでも、まぐれではなく、理由がある、ということだと改めて思います。

ビシエドの好守はその前にもあった。4回1死。サンズの飛球が一塁側ファウ
ルエリアの奥深くに上がった。30メートル以上追っただろうか。背走したまま追
いつき、ミットに収めた。距離は長いが、プロなら捕るでしょ。そう思うだろう
が、僕はビシエドが捕れなかった時代を知っている。来日したのが2016年。彼は
飛球を真っすぐ追えなかった。なぜか蛇行し、落下地点とはズレていた。

 3年目まではそれでもよかった。超人が隣にいたからだ。「オレが全部捕るから」。そう言ってくれた頼もしい二塁手は2年前に引退した。そこからは広大な本拠地のファウルエリアを、シェアしなければいけなくなった。どうすれば真っすぐ打球を追えるのか。コツを教えてくれたのも、その超人だった。

 「タンケ、帽子のつばを目印にするんだ。そこからボールが消えるようなら、曲がっている。つばとボールで方角を確かめながら追うんだよ」

 荒木内野守備コーチである。サンズの飛球も、その教えを守って追ったはずだ。

 「勝てばチームが2位に浮上する大事な試合。大野雄もすばらしい投球をしていたので、守備で貢献できてよかったよ。打つだけでなく、守備もチームが勝つには大事なこと。打つときは打つことを、守備のときには守備のことを考えて、しっかり切り替えているよ」

 守備もうまい外国人は他にもいたが、彼ほど上達した選手を僕は知らない。内野手が思いきった送球で勝負できるのも、ビシエドが捕ってくれるからだ。今季の守備率は9割9分9厘。ゴールデングラブ賞にふさわしい守備力だ。

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