よかった>水戸のホームセンター敷地でニホンミ ツバチが「分蜂」 張り紙で「神対応」も

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 水戸のホームセンター「山新 渡里店」の資材売り場内で8月13日、店舗従業員が羽を休める大量のニホンミツバチを発見した。(水戸経済新聞)

【写真】羽を休める大量のニホンミツバチ(写真提供=山新渡里店)

 ミツバチは、ハチ目・ミツバチ科・ミツバチ属に属する昆虫の一群。花の蜜を加工して巣に蓄えることで知られている。日本では養蜂業で主にニホンミツバチ、セイヨウミツバチの2種が蜜の採取を目的に飼育されている。

 NPO「日本みつばち保存会」の森田満さんによると、ミツバチの巣(群)は、一匹の女王蜂と複数の働き蜂(雌)から成り立っているという。「分蜂(ぶんぽう)」は、一つの巣に新しい女王バチが生まれた時、古い女王バチが巣にいる働きバチを連れて集団で引っ越しをすることをいい、社会性昆虫の子孫繁栄方法として知られているという。

 8月13日昼ころ、同店スタッフが屋外の資材売り場で大量に飛び回るハチを発見。高所に置かれた板の裏側にハチが集中する様子から、虫に詳しいスタッフがニホンミツバチであることに気付いたという。大島隆文店長がインターネットなどで生態を調べたところ、「分蜂」の途中で休憩していると判断し、急きょ一番近くの店舗ドアを閉鎖。ハチの集中する位置から数メートル離れた場所にパイロンで囲いを作り、来店客の安全を確保し、注意喚起の張り紙を掲出した。

 13日に同店を訪れた「晴れ晴れファーム」(水戸市)の西村智訓さんは「ニホンミツバチのための、まさに神対応」と同店の行動をたたえる。

 張り紙には「只今、ニホンミツバチ滞在中です。刺激をしないようそっと見守りをお願い致します(原文ママ)」と書いた。飛び回っていたニホンミツバチは、次第に女王蜂を中心に集まり、直径60センチほどの塊になったという。「数千〜1万匹くらいはいたのでは」と大島店長。

 「店舗で大量のハチが分蜂のため固まって休む事例は、自分の知る範囲では初めて。ニホンミツバチは害虫ではなく、数も減っているということもあり、みんなで見守ろうと決めた」と振り返る。

 ニホンミツバチは一晩雨をしのいだ後、翌朝には飛び立ったという。大島店長は「今回、ニホンミツバチの分蜂という生態を知り、生き物の神秘を感じた。新たに良い場所を見つけたのではないか。ありがたいことに、お客さまもニホンミツバチの旅立ちを見守ってくれた。またこのようなことがあれば見守りたい」と笑顔を見せる。

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