ぬれた写真でも諦めないで 「応急処置」を豪雨 被害の熊本に伝授 岡山の団体

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 2018年7月の西日本豪雨で被災した岡山県倉敷市真備町地区で写真の洗浄な
どを続けている任意団体「あらいぐま岡山」が、豪雨に襲われて甚大な被害が出た熊本県に、ぬれた写真を救うための情報を書いたチラシ約2700枚を送った。提案した同団体顧問のグラフィックデザイナー、福井圭一さん(49)は「これまで『ぬれた写真を救えるとは思わなかった』と悔やむ声を多く聞いてきた。諦めないでほしい」と話している。

【救出された赤ちゃんを抱く隊員】

福井さんは、11年の東日本大震災や西日本豪雨で被災した写真の洗浄・保存活動を続けてきた。西日本豪雨では437件、10万枚以上の写真を預かり、これまでに359件を返却した。豪雨直後は被災者から「知っていたら捨てなかったのに」などの声が毎日のように届いたという。

熊本に送ったチラシは、真備町地区でも配り改良を重ねてきたもの。ぬれたアルバムは乾燥しやすいように広げておく▽重ねた写真はぬれているうちに1枚ずつ剥がして乾かす▽額入りのものは早急に額から出して乾かす▽ビニール袋に入れっぱなしはNG――など、写真を守るための応急処置が記されている。14日までに2度に分け、熊本に向かうボランティア仲間に約2700枚を託した。さらに、約8500枚を熊本やその他の被災地に送る予定で、現地の避難所やボランティアセンターに張り出してもらうという。

福井さんは「写真には人生が記録されている。早期の段階で乾かすと、ある程度元に戻るので捨てないで」と呼び掛けている。【益川量平】

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