中国漁船からインドネシア人船員の冷凍遺体、死 には不審な点

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【AFP=時事】インドネシア当局は9日、拿捕(だほ)した中国漁船内からインドネシア人男性船員(20)の冷凍された遺体が見つかったと発表した。男性の死には不審な点があると疑っているという。

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 インドネシア警察は今週、漁船で乗組員が死亡したとの通報を受けて、マラッカ海峡(Malacca Strait)で2隻を拿捕した。

 リアウ(Riau)州警察のハリー・ゴールデンハート(Harry Golden Hart)氏によると、死亡した船員は拷問を受けていた可能性があり、遺体は6月末から漁船「Lu Huang Yuan Yu 117」の冷凍庫に保管されていた。船員の体には傷があるが、死因を特定するため検視を行っているという。

 男性船員の死をめぐっては、中国とインドネシア、フィリピン出身の船員数十人の取り調べが行われている。

 専門家らによると、漁業界では強制労働が横行しており、労働者は搾取され、賃金未払いや酷使、暴力といった目に遭うことも、時には命を落とすこともある。

 こうした労働者の主な供給源となっているのはインドネシアなどの東南アジア諸国で、悪質なブローカーが高い賃金をうたい、教育を受けていない貧しい人々を標的にしている。

 6月にも、インドネシア人船員2人が中国漁船から海に飛び込んで脱走する事件があった。2人はその後、インドネシア漁船に救助され、虐待と劣悪な環境から逃れるためだったと語っている。警察は9日、この件をめぐり9人を逮捕したと発表した。

 その1か月前にも、インドネシア人船員3人の遺体が中国船から海に投げられる出来事があった。インドネシア政府はその後、3人は病気で死亡したとの報告を受けたと発表。中国政府は、国際法に基づき水葬したと説明した。【翻訳編集】 AFPBB News

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