ルイ14世も苦しんだ王侯の病「痛風」…鍋を食 べても「締めの雑炊」は我慢して

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30代のときから、苦しめられたのが痛風です。
本当に風邪が吹いても痛い・・・・。

締めの雑炊はいけません!
なによりも、食生活に気をつけることが肝要である。プリン体を多く含む肉、レバー、白子、さらにはアルコールを控えることである。また、鍋料理の締めの雑炊はいけません。残ったスープには、具材から流れ出たプリン体があふれかえっている。「鍋で一杯ってのは、幸せやなあ」との声が聞こえてくる季節ともなると、湯気の向うの笑顔を見たくなる。それもあって、私は鍋料理が大好物である。てっちりのあとの雑炊にも目がないクチである。が、しかし、この鍋料理のあとのスープで増悪する病気が痛風なのである。

酒が好きで、鍋が好きで、ゴルフが大好きで、中年太り気味のあなた、ご用心なされるがよろしかろう。(森本昌宏 麻酔科医)

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