掛け算のビジネスの落とし穴>コロナであぶり出されました

毎日毎日をコツコツと地道に努力を積み重ねている人に対して、「世の中で一番大切なのは「お金」だ」と、ばかにする人は、こんて例を出します。

毎日、毎日、地道に努力しても、毎日たった「+1」しか増えないんだから、そんな「足し算」のビジネスは無駄だ。

1+1+1+1+1+1+1+1+1+1=10

頑張って、毎日10倍働いても、

10+10+10+10+10+10+10+10+10+10=100

たったこれしかならないでしょ、と馬鹿にしたように嘲笑します。

それに対して、自分たちのビジネスは、「足し算」のビジネスではなく、「掛け算」のビジネスで、その成果は素晴らしく、自分たちのビジネスは優れている、と自慢して、こんな数字を示します。

例えば、掛け算のビジネスなら、10倍頑張れば、

10×10×10×10×10×10×10×10×10×10=10,000,000,000

10倍働いたとして、片方は、100で、もう一方は、100億

その差は、歴然なので、足し算のビジネスで頑張っている人は、反論できずに小さくならざるを得ない状況になります。

そんな状況の中で、今回起きたのがコロナ事件です。

コロナウィルスは、怪獣ゴジラのように巨大ではなく、目には見えず、数値でいうと、マイナス1程度のものです。

ところが、足し算のビジネスと掛け算のビジネスにこのコロナウィルスのマイナス1を付け加えるとどうなるか?

1+1+1+1+1+1+1+1+1+1-1=9

10×10×10×10×10×10×10×10×10×10×(-1)=マイナス10,000,000,000

つまり、たったマイナス1が加わったことで、大逆転劇が起きてしまいます。

今、世界で起きている現象は、こういうことなんだと思います。

価格が安いからと、中国に生産を集中し、確かに、一時的には、莫大な利益があがったかもしれませんが、たった一つのコロナ事件で、今までの利益はふっとんでしまい、逆に大赤字、ということです。

身近な例でいうと、日本製の信頼できる安全ピン(価格は高い)を買おうとしたら、品切れだったので、100円ショップの安い中国製の安全ピンを購入してきました。

結果は、使用してすぐに、ピンが針金のように簡単に曲がってしまい、針がはずれて、飛び出してしまいました。

これがもし、幼児のおしめ留めに使ったとしたら、安全ピンが知らない間に、幼児の太股やお尻に突き刺さってしまっていました。

実は、介護中の母の枕のシーツを留めるのにこの安全ピンを購入したのですが、使用前に自分で試していなかったら、母が寝返りの際に目に突き刺さって失明、という可能性もありました。

つまり、安くて便利と思って購入した結果、そのために発生する害悪は、とてつもなく大きい、ということです。

コロナ事件が終息したら、ただ安いから、という理由だけでなく、品質を考え、緊急時の対策もしっかり考えた上で、ビジネスを考えなければいけない、と思います。

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