ゆうちょ銀行で硬貨取扱い手数料を無料にして経費を節約する方法

目次

今回のレポートの背景

母親の11,800円の保険料を支払うことになりました。
その支払いは、母親から預かっているゆうちょ銀行から行うことになりました。
しかし、ゆうちょ銀行では小銭(硬貨)を引き出す際に手数料がかかります(今回の場合110円)。
その手数料を無料にするため、紙幣のみで12,000円を引き出し窓口を利用しました。

しかし、窓口で送金すると送金手数料として110円かかることがわかりました。

ここで、「結局、手数料として110円かかってしまうのか」と思いました。

通常であれば、窓口で11,800円+110円=11,910円を支払って終わりのはずでした。

ゆうちょ銀行の窓口の担当者から教えてもらったこと

ところが、今回はゆうちょ銀行の窓口の担当者が親切で、以下のように教えてくれました。

  • 振込用紙を使ってATMから直接送金する場合は、硬貨を扱わないので、手数料の110円はかからない。
  • 保険会社発行の振込用紙でも、ゆうちょ銀行のATMで使用できる。

そこで、改めて以下の手順を踏みました。

  • 引き出した12,000円をゆうちょ銀行のATMから母の口座に戻しました。
  • 振込用紙を使ってATMから11,800円を送金しました。

結果として、手数料ゼロで保険会社への送金ができました

以上が、ゆうちょ銀行から振込用紙を使って手数料ゼロ円で送金する方法でした。

今回の最悪なパターンを想定すると以下のようになります。

  • ゆうちょ銀行のATMから、保険会社に振り込む11,800円を引き出す。
  • 800円は硬貨なので、手数料が110円かかる。
  • 窓口から振込用紙を利用して保険会社に11,800円を振り込む。
  • 窓口だと振込手数料が110円かかる

結局、11,800円+硬貨の手数料110円+窓口の手数料110円=11,800円+220円の手数料となります。
知らなければ2重の手数料を支払うところでした。

応用編

子供が小さいときから貯めた豚の貯金箱の硬貨をゆうちょ銀行に預けたいと考えます。
しかし、現在は預ける枚数に応じて、硬貨取扱の手数料がかかってしまいます。
そこで、手数料をゼロ円にする方法がないかを考えました。

今回、ゆうちょ銀行の窓口の担当者がとても親切で、いろいろ教えてもらいました。
図にあるように、実は、窓口を利用すると、硬貨50枚までだと手数料は無料なのです。

ですから、硬貨をゆうちょ銀行に預ける場合は、ATMではなく、窓口を利用すれば良いということです。

豚の貯金箱に硬貨が150枚入っていた場合、どうすれば良いでしょうか?

素朴に考えると、150枚の硬貨を50枚ずつ3つにまとめて、3カ所の異なるゆうちょ銀行の窓口で預ければ、手数料は無料になります。

この点も、窓口の担当者に聞いたところ、「同じゆうちょ銀行の窓口でも、3回に分けて預け入れをすれば手数料は無料になります」と教えてくれました。

なるほど、硬貨取扱で手数料が無料になる方法があることが分かりました。

最後に、不思議に思ったことがあったので、それを聞いてみました。

「ATMは手間がかからないのに手数料がかかり、人間の手間がかかる窓口だと手数料が無料というのは、おかしくありませんか?」

それに対しては、

ATMが普及して、窓口の利用者が減ってしまったが、硬貨の手数料を無料にして、窓口の利用者が増えてくれる方がありがたい

ということでした。

ですから、窓口で硬貨を預けることは、ゆうちょ銀行に遠慮することはないということです。

ただし、窓口が空いている時に利用するのが良いでしょう。

まとめ

金融機関では小銭の出し入れに手数料がかかることが一般的です。

しかし、郵便局のATMから直接送金する場合は、手数料なしでぴったりの金額を送金できます。

また、郵便局で小銭を預金する場合、窓口で50枚まで手数料がかからないことがわかりました。

50枚を超える場合は、50枚単位で分けて預金すれば手数料がかからない方法があります。

郵便局の窓口では、手数料節約の方法があるので活用しましょう。

他の金融機関についても、窓口サービスを利用して手数料節約の方法を調べてみることがお勧めです。

この事例を通して

金融機関の窓口で親切な担当者に出会えることは、非常に有益な情報や節約方法を教えてもらえるチャンスです。

また、利用者が少なくなっている窓口サービスを上手に活用することで、自分にとって都合の良いサービスを受けられることもあります。

最後に、金融機関や郵便局などの窓口サービスを利用する際には、混雑していない時間帯を選んで利用することで、スムーズに手続きができるだけでなく、担当者も丁寧に対応してくれる可能性が高まります。

これらの情報を踏まえて、今後の金融機関や郵便局の利用に活かしていただければ幸いです。

費用を節約する方法やサービスの活用によって、より効率的にお金を管理することができるでしょう。

目次