京大で教職員や学生4万人分の個人情報が閲覧可 能状態に

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京都大の全ての教職員と学生ら計約4万人の氏名や学内メールアドレスなどの個人情報が昨年6月から約半年間、外部から閲覧できる状態になっていたことが19日、京大への取材で分かった。個人情報が外部に流出したとの報告は確認されていない。

 京大によると、閲覧可能になっていた個人情報は、氏名とメールアドレスのほか、学生が成績や履修状況を管理したり、教職員が業務に用いたりする学内の情報システムにログインするためのIDと暗号化されたパスワードの4点。

 昨年6月、セキュリティー強化のために認証システムの改修作業を行った際、担当部署がチェックを怠り、個人情報にアクセスできる状態になっていた。今月4日、職員が不備に気づき、同日中に設定を変更。18日までに全ての教職員と学生にパスワードの変更を求めるメールを送った。

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